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大相撲秋場所

稀勢の里ら3横綱が白星発進

勢を寄り切りで降し、懸賞金を手に土俵を降りる稀勢の里=東京・両国国技館で2018年9月9日、西本勝撮影

 大相撲秋場所初日は9日、8場所連続休場明けの横綱・稀勢の里は勢に完勝して白星発進。大関取りを狙う先場所優勝の関脇・御嶽海は正代を降した。ともに先場所途中休場の2横綱は、白鵬が玉鷲を圧倒し、鶴竜も貴景勝を退けた。大関陣ではカド番の栃ノ心が千代大龍をつり出したが、豪栄道は魁聖に屈し、黒星スタートとなった。

    稀勢の里、攻めの姿勢光る

     稀勢の里が、新横綱で優勝した昨年3月の春場所以来の白星スタートを切った。勝ち名乗りを受け、この日最多38本の懸賞の束を両手で受けると、緊張から解き放たれたように大きく息をついた。

     攻めの姿勢が光った。頭からしっかり当たると、頼みの左が入った。さらに右で勢の腕を抱え込んで上体を起こすと休まず前へ。回り込む相手にもついていき、危なげなく寄り切った。八角理事長(元横綱・北勝海)は「自分で当たっていく気持ちが強かった。それが大事」と積極的な姿勢を評価した。

     左胸などを痛めた昨年の春場所後、出場した4場所は全て黒星発進だった。黒星が先行すると大事を取って相手を見てしまい、逆に相手に主導権を握られて黒星を重ね、休場に追い込まれる。そんな悪循環が続いていたが、「進退を懸ける」として背水の陣をしいた場所の初日で、悪い芽の一つは摘んだ。

     7場所連続全休後の2002年秋場所で12勝した貴乃花親方(元横綱)が「しっくりきたのは中日ごろ」と語るように、先は長い。取組後、「自分の力を出すだけ」と腹をくくったように語った稀勢の里。再起に向け、まずは一歩を踏み出した。【飯山太郎】

    力士ひとこと

     ○栃ノ心 (今日のような相撲を取れば)大丈夫でしょうね。初日から3日間、良い相撲ができたらいいね。

     ○白鵬 無事に初日を迎えたのは何より。(直前の稀勢の里の取組に)しびれたというか感動した。いろいろ頂いたような感じがする。

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