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全米テニス

大坂、成長と自信の詰まった優勝

リターンショットを放つ大坂=2018年9月8日、AP

全米オープンテニス・大坂なおみ優勝

 大坂が崩れる雰囲気は、全くなかった。粘り強いフットワークとベースラインぎりぎりで弾む深いストローク力。あまりのしぶとさに相手がいら立つほど精度は高かった。

 激しいクロスの打ち合いはレベルが高く、普段は試合中でも騒々しいセンターコートの観客は息をのんで見守った。独特の緊張感がコートを支配する中、大坂は先にブレークポイントを握った。

 エンジンの掛かりの遅いS・ウィリアムズに対し、出だしから積極的にコートを広く使って攻めた。第1セット第3ゲームは、長いラリー戦を制するなどしてポイントを重ね、ブレークに成功。第5ゲームもブレークし、0-1から5ゲームを連取。優位に進め、セットを先取した。

 第2セットはS・ウィリアムズが3回の警告を受け、抗議により一時中断した。S・ウィリアムズ寄りの会場はブーイングの嵐だ。異様なムードが漂ったが、動じるそぶりを見せなかった。「少し混乱したけど、集中しなければいけなかった」。最後まで精度の高いショットに狂いは生じなかった。

 4大大会で優勝するには、7試合を勝ち抜く必要がある。疲れのたまる2週目から、強敵との試合が続くだけに心身のタフさが求められる。今大会の大坂はわずか1セットしか落とさず、省エネで勝ち上がった。「自信がなければ4大大会では優勝できない」。とても3回目の全米出場とは思えないほど、成長と自信の詰まった完璧なテニスだった。【浅妻博之】

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