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女の気持ち

500円の小遣い 長崎県大村市・岩瀬五十鈴(67歳)

 昭和40(1965)年ごろ、私は島に住んでいた。石炭の島で炭鉱関係者を中心に多くの人が生活していた。島の学校は中学までで、私の同級生の大半は集団就職で島から離れていった。

 私は仲の良かった友達数人と船と汽車を乗り継いで高校へ通うのが楽しみだった。そんな中、同じ高校に通う親たちが集まり、子供たちの小遣いを1カ月500円と決めたらしい。

 高校1、2年の時はその小遣いで過ごせたが、高校3年になると補習も増え、帰りも遅くなる。腹もすき、帰…

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