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愛媛大

花粉症抑えるアイス開発 ミカンと牛乳活用

愛媛大などが開発した「Wみきゃんヨーグルトアイス」=松山市道後樋又の愛媛大で、2018年9月3日、松本光樹撮影

 愛媛大食品健康科学研究センターなどは、ミカンと牛乳に含まれる成分を同時摂取することで、花粉症などのアレルギー症状を抑えられるとする研究成果を活用したアイスを開発した。共同開発した「名水アイス」(西条市)が製造し、県内外のスーパーなどで順次販売を始めた。

 アイスは「Wみきゃんヨーグルトアイスバー」。アイスには、ポンカンの皮とヨーグルトのほか、ミカンとイヨカンの顆粒(かりゅう)を配合。ヨーグルトやミカンの風味を残しつつ、すっきりした味わいが特徴だ。

 センター長を務める菅原卓也教授は、スギ花粉症状を引き起こしたマウスを使い、ミカンと乳製品のアレルギー緩和効果を調べた。かんきつ類の皮に多く含まれる「ノビレチン」と、牛乳に含まれるたんぱく質「β-ラクトグロブリン」を食べさせると、30分間のくしゃみの回数はそれぞれほぼ半減。しかし、二つの成分を一緒に摂取すると相乗効果により、約4分の1と大きく改善したという。

 人でも花粉症による目のかゆみ、充血、異物感などの症状が緩和されることが分かった。このほか、マウスを使った実験ではアレルギー性、アトピー性皮膚炎にも効果があったという。

 菅原教授はこれまで、ミカンの皮と牛乳を使ったドリンクやゼリーなどの9食品を「Nプラス」というブランドで開発。今回のアイスで10番目となる。菅原教授は「一日にNプラスのどれかを食べてもらえれば必要な量がとれるようになっている。今後もレパートリーを増やしていきたい」と話している。1本130円、5本600円(税抜き)。【松本光樹】

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