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北海道震度7

大半は窒息死 土砂流入、逃げる間もなく

地震による大規模な土砂崩れが起きた現場で安否不明者を捜索する消防隊員ら=北海道厚真町幌内で2018年9月9日、和田大典撮影

 北海道胆振(いぶり)地方を震源とする最大震度7の地震で、死亡した41人の大半が土砂に生き埋めになったり倒壊した家屋の下敷きになったりしての窒息死だったことが捜査関係者などへの取材でわかった。最も被害の大きかった厚真町では死者のうち60代以上が4分の3を占めていた。同町では住民の半分以上が犠牲になった地区もあり、未明の地震で逃げる間もなかったとみられる。

 死者のうち9割近い36人が震源に近い厚真町に集中。地震は人々が就寝中の6日午前3時7分ごろに発生。関係者によると、死者の多くは土砂に埋まっていたり、倒壊した家屋に胸などを圧迫されたりしていた。町によると、住民人口34人の吉野地区では19人が犠牲になり、最年少は16歳だった。

 厚真町以外の死者は、苫小牧市2人と札幌市、むかわ町、新ひだか町各1人。札幌市の男性(53)や苫小牧市の男性(56)は、家の中に積まれていた大量の本などの下敷きになって死亡しており、いずれも窒息死とみられる。

 1995年の阪神大震災では、死者の約半数が65歳以上の高齢者で、倒壊した家屋などの下敷きになる「窒息・圧死」が全体の7割以上を占めた。2011年の東日本大震災では、岩手、宮城、福島3県の死者に占める65歳以上の高齢者は半数以上に達し、津波などに伴う水死が約9割に上った。【真貝恒平、森健太郎】

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