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北朝鮮

ICBM誇示せず、トランプ氏「金氏ありがとう」

パレード終了後、手を取り合って観衆に応える北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(右)と中国の栗戦書・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)=平壌で2018年9月9日、渋江千春撮影

建国70周年で大規模な軍事パレード

 【平壌・渋江千春】北朝鮮は建国70周年を迎えた9日、平壌の金日成(キム・イルソン)広場で大規模な軍事パレードを実施した。しかし大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの核戦力は誇示せず、トランプ米大統領も同日、ツイッターで「非常に前向きな意思表示だ。金正恩(キム・ジョンウン)委員長よ、ありがとう」と評価した。

 北朝鮮がICBMなどを登場させなかったのは、米朝対話が行き詰まるなかでも非核化に向けた意欲を改めて示すことで、朝鮮戦争(1950~53年)の終結宣言などの早期実現を迫る狙いがあるとみられる。

 この点について、トランプ氏もツイートで「専門家は『トランプに非核化の決意を示すため』と思っている」と指摘した。金委員長との関係について「互いに好感を持つ二人の対話に勝るものはなく、(両国関係は)私の就任前よりもはるかに良くなった」と親密ぶりをアピールした。

 軍事パレードは午前9時40分(日本時間同)から1時間半ほど実施され、戦車や300ミリロケット砲などの兵器が登場した。2月の朝鮮人民軍創建日(建軍節)の軍事パレードでは、米本土を射程に入れる新型ICBM「火星15」などを公開したが、今回のパレードでは大型の弾道ミサイルは登場しなかった。ただ、戦車には「米帝侵略者を消滅させよ」などと白い塗料で反米スローガンも書かれていた。

 非核化をめぐっては、米朝首脳会談(6月12日)で北朝鮮が約束したものの、その後具体的な措置に移されず、金委員長の本気度を疑う発言が出ていた。トランプ氏は「われわれは皆が間違っていることを証明することになるだろう」と述べ、金委員長と歩調を合わせて非核化を実現する考えを強調した。

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