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マッスルスーツ

作業支援ロボット装着し作付け

マッスルスーツを装着して農作業に取り組む柳川さん(右)=2018年9月10日午後、熊谷泰撮影

 東京都青梅市の有機野菜栽培農家で10日、重い物を運ぶ際に腰の負担を軽減する装着型の作業支援ロボット「マッスルスーツ」による作付けが公開された。東京理科大発のベンチャー企業「イノフィス」(新宿区)が、スーツを農家に無償貸与した。

     スーツは空気圧を利用したゴムのチューブの「人工筋肉」を背負い、呼気スイッチを口で吸うと作動する。最大で約35キロの補助力があり、作付けや作物の出荷など、中腰の姿勢で行わなければならない作業も楽にできるという。同社によると、7月までに累計3400台以上を出荷した。

     作付けは、同市今井のヤナガワファームの柳川貴嗣さんの畑で実施した。2010年に同市初の新規就農者となり、5ヘクタールの畑でニンジンやタマネギ、ジャガイモなどを栽培している柳川さんは、イノフィスの担当者の手ほどきを受けながら、スーツを装着してブロッコリーの作付けに挑戦。「都内の農地は狭く、機械の導入に不向きだが、少子高齢化で人手に限りがあり、作業効率のアップが欠かせない」とスーツの活用に意欲を示した。

     マッスルスーツはこれまで介護現場などでの実績があるという。同社の担当者は「マンパワーの確保は、農業や介護に限った話ではないはず。新しい技術の存在を、一人でも多くの人に知ってもらいたい」と話している。【熊谷泰】

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