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サッカー日本代表

森保監督流、守備練ゼロで初陣 超異例仕上げでコスタリカ戦へ(スポニチ)

会見をする森保監督=スポニチ提供

 サッカー日本代表は11日、パナソニックスタジアム吹田でコスタリカ代表と親善試合を行う。初陣を迎える森保一監督(50)は3日から始まった合宿でビルドアップのトレーニングを徹底した。流動的な攻撃を目指す一方で、本格的な守備練習は一度もなし。異例のアプローチで中米の強豪から白星を狙う。

     北海道胆振(いぶり)東部地震の影響で7日のチリ戦が中止となったため、仕切り直しの初陣。前日会見に臨んだ森保監督は冒頭で被災者へのお見舞いの言葉を述べた上で、チームが目指す方向性の一端を明かした。「もちろんシステムはあるが、サッカーをやる上で攻守の原理原則は変わらない。チームとして柔軟に対応できる力を付けたい」。スタート布陣は4-2-3-1の見込みだが、理想に掲げるのはシステムにとらわれない流動的なスタイルだ。

     前日会見の約1時間半後。冒頭を除き非公開の公式練習を終えた槙野から仰天発言が飛び出した。「練習は攻撃に時間を置いています。今回の合宿で守備練習はゼロに近い。まったくやっていない」。3日から始まった合宿の練習は攻撃のビルドアップの精度を高めるメニューが中心。フィールド選手10人がボールを引き出すために自由に動き、少ないタッチ数で縦にボールを入れる意識を徹底させた。

     他の選手によると、この日は相手の分析映像を確認した上でセットプレーの守備確認は行ったもよう。槙野の発言にはリップサービスが含まれている可能性があるが、攻撃練習に大半の時間を割いた事実に変わりはない。

     チームを立ち上げる際は約束事が明確で結果に直結しやすい守備の構築から始める指導者が多いだけに、異例のアプローチ。森保監督は「(選手には)個々が持っているスペシャルなものを思い切り発揮してほしい」と力を込めた。広島監督としてJ1を3度制したビルドアップは自身の強み。選手とともに、22年W杯カタール大会に向けた覚悟を示す。(スポニチ)

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