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カロリー量

摂取最多は60代 定年後、食事時間に余裕 20~40代、食生活に乱れ

 食事で摂取する1日当たりのカロリー量を20代以上で調べた結果、男女とも60代が最も多かったことが11日、厚生労働省による2017年の国民健康・栄養調査で分かった。20~40代のカロリー摂取量は20年間で1割前後減少し、朝食を抜くなど食生活の乱れもみられる。同省の担当者は「定年退職し、食事や運動に時間を使う余裕ができた60代が相対的に高くなった可能性がある」としている。

     カロリー量は、たんぱく質と脂質、炭水化物の3大栄養素の摂取量から算出した。60代は男性が2218キロカロリー、女性が1794キロカロリー。男性は20代と比べて107キロカロリー、30~50代よりも54~84キロカロリー多かった。女性は20~30代と比べて100~109キロカロリー多く、40~50代よりも70~90キロカロリー多かった。たんぱく質も男女とも60代が最も多く取っており、年齢が上がるほど魚介類の割合が高くなった。

     1997年の調査結果と比べると、摂取カロリーは20~60代の男女とも減少。20~40代では、男性が164~255キロカロリー、女性が151~204キロカロリー減っているのに対し、60代は男性が19キロカロリー、女性が26キロカロリーの減少にとどまっていた。

     若い世代を中心に摂取カロリーが減っていることについて、同省の担当者は「メタボリック症候群という言葉が定着するなど健康志向が高まり、カロリーを気にする人が増えていることが影響しているのではないか」と話している。

     調査は17年11月に、無作為抽出した約5000世帯に実施し、約3000世帯から回答を得た。

     17年の調査では、65歳以上の高齢者の生活習慣と健康状態との関連も初めて調べた。

     65歳以上では、男性の12・5%、女性の19・6%が、体格指数(BMI)が20以下の「低栄養傾向」だった。「週に1回も外出しない」と答えた男性の低栄養傾向の割合は28・6%で「外出する」とした男性の約3倍に達していた。

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