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危機の教訓

リーマン・ショック10年/上(その1) 米ピスタチオ投資熱 あふれる緩和マネー

収穫期を迎え、鈴なりになったピスタチオ畑を案内する生産担当者のダビン・アビリスさん=米西部カリフォルニア州フレズノ近郊で2018年8月31日、清水憲司撮影

 約700ヘクタールの広大な農地に、黄色の実を鈴なりにつけた42万本の樹木が並ぶ。8月末、米西部カリフォルニア州フレズノ近郊にあるピスタチオ農場は収穫期を迎えていた。ブドウ畑などを転作した農地はこの10年で3倍に広がり、価格は3倍の値が付くほどの「開発ラッシュ」だ。

 「リーマン・ショックで多くの人が仕事や土地を失ったが、ピスタチオには幸いだった。世界の投資家が注目するようになったのだから」。地元で農地価格を鑑定するカーク・セグースパさん(51)は表情を崩した。

 開発を支えたのは、2008年9月のリーマン・ショック後、大規模金融緩和で生み出された大量のマネー。…

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