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前提変える勇気を 大学で性的少数者を支援 大賀一樹さん(30)

大賀(たいが)一樹

 性的少数者(LGBTなど)の学生の支援などに取り組む「早稲田大学GSセンター」に、専門職員として昨年4月の開設時から携わる。個別の相談に乗るほか、教職員向けガイドブックの作成などに関わってきた。

     自身は、性別を男女どちらでもないと認識する「Xジェンダー」だ。いじめられていた子どもの頃は「自分のせい」と思い込んでいた。大学院を経て臨床心理士の資格を取得。国の補助を受けた電話相談「よりそいホットライン」の性に関する専用回線で相談員を6年間務め、数千人の悩み、本人にはどうにもできない困難に耳を傾けた。「運が良くなくても生きられるよう、公的支援が必要だ」。そう確信した。

     センターには昨年度約1000人、今年度は既に約600人が来室した。教員によるハラスメントの恐れがある事案では他部署と連携し対応。心と体の性別が異なるトランスジェンダーの学生の氏名や性別の変更について、各部の手続きを統一する成果も上げた。

     学生たちが友人の中に当事者がいる前提を持つようになったり、他のマイノリティーの問題に関心を広げたりするのを見聞きすると、うれしくなる。「このセンターが、従来の前提を変える勇気や、問題を解決する気持ちを持つきっかけになれば」【藤沢美由紀】

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