メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

天神3.8億強奪

東京の会社役員、起訴内容否認 初公判

現金が奪われた駐車場=福岡市中央区天神で2017年4月21日撮影

 福岡市中央区天神の駐車場で昨年4月、金塊の買い付け資金3億8400万円が奪われた事件で、強盗傷害と強盗予備の両罪に問われた東京都葛飾区の会社役員、東房(とうぼう)義昭被告(45)の裁判員裁判の初公判が12日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。計画を実行グループに伝える指示役とされる東房被告は「現金を奪うことを共謀したのは間違いないが、暴行を加えるとは思っていなかった」と述べ、起訴内容を否認した。弁護側も「強盗の故意はなく、窃盗罪にとどまる」と主張した。

     事件に関与したとして東房被告ら10人が起訴されているが、審理入りは初めて。白昼の繁華街で巨額の金塊取引資金が奪われた事件の背景がどこまで解明されるか注目される。

     検察側は冒頭陳述で、東房被告は事件の計画グループと実行グループの「橋渡し役」だったと指摘。金塊の取引情報を基にした現金強奪計画を小菅誠被告(42)=強盗傷害罪などで起訴=から持ちかけられたため、東京都の貴金属会社の男性が銀行から引き出した現金を奪うことを指示し、小菅被告から4100万円を報酬として受け取った、と述べた。

     一方、弁護側は「東房被告は暴行を加える必要はないと考えていた」と主張。実行グループが催涙スプレーなどを準備しているとは知らず、強盗傷害罪は成立しないと述べた。【平川昌範】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 涼宮ハルヒ 5年ぶり新作書き下ろし短編 「ザ・スニーカー」特別号に掲載
    2. 高校野球 仙台育英・佐々木前監督が学法石川監督に
    3. 新潮社 「新潮45」休刊声明全文 「深い反省の思い」
    4. 那須烏山 「那須ニコン」工場で爆発 3人負傷情報
    5. 新潮社 「新潮45」が休刊 杉田氏擁護特集で批判浴び

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです