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韓国

文大統領が期待感 米朝首脳の再会談打診の書簡に

10日の記者会見で話す米ホワイトハウスのサンダース報道官=AP

 【ワシントン高本耕太、ソウル堀山明子】米ホワイトハウスのサンダース報道官は10日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がトランプ米大統領への書簡で2回目の首脳会談開催を打診したと明らかにした。「米側は前向きであり、すでに調整に入っている」という。

 サンダース氏は記者会見で、書簡は金委員長の同意なしに公表できないとしたうえで「心温まる、前向きな内容の手紙だった。対話を継続し、朝鮮半島の非核化を追求する意思を示すものだ」と説明。北朝鮮が9日の建国70周年軍事パレードで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など核戦力を誇示する演出を控えたことについて「誠意の表れだと考えている」と評価した。

 また、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日、ワシントン市内で記者団に「年内の首脳会談実現の可能性はおおいにあり得る」との見方を示したが、ニューヨークで今月下旬に開催される国連総会に金委員長が出席する可能性については否定した。

 首脳会談を通じ、北朝鮮にはこれまで米国に求めてきた朝鮮戦争の終戦宣言の調印について進展させたい狙いがあると見られ、米側は非核化への具体的な動きを北朝鮮に要請する思惑があると見られる。

 一方、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日の会議席上、「北朝鮮が核廃棄する段階に入れば、再び米朝両首脳間の大きな構想と大胆な決断が必要だ」と述べ、米朝首脳会談に期待感を示した。朝鮮戦争の終戦宣言には直接言及しなかったものの、平和体制構築に向けた米朝首脳会談を促したものだ。

 また、18日から平壌で開かれる南北首脳会談の焦点を「米朝韓の軍事的緊張と敵対関係解消」と指摘。「それができてこそ、南北経済協力推進を本格化させられる」と述べ、南北関係進展のためには米朝関係の緊張緩和が不可欠との認識を改めて強調した。

 文政権は南北首脳会談に先立ち14日にも、北朝鮮・開城での南北連絡事務所開設に踏み切る。ただ、南北の経済協力を本格化させるには非核化の進展と国連制裁の解除などが欠かせない。文政権は足踏みする米朝関係の打開には、実務協議より首脳会談が有効とみて推進している模様だ。

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