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国立感染症研

風疹 12~13年大流行に匹敵の規模危惧

 せきやくしゃみで感染する風疹の今年の患者数が累計で362人に達し、この5年で最多になったと、国立感染症研究所が11日発表した。既に2014年の319人を超え、昨年の患者数93人の4倍近い。12~13年の前回の大流行に匹敵する規模への拡大が危惧される。

     前回の大流行では約1万7000人の患者が出た。その後、患者数は年々減少していたが、今年7月末から首都圏を中心に流行。9月2日までの直近1週間では75人の報告があった。前週の97人よりやや減ったが、今後報告が増える可能性もある。

     累計患者のうち8割の291人が男性で、20~40代が8割を占める。患者の報告があったのは28都道府県で、東京都111人、千葉県95人、神奈川県33人など首都圏に7割が集中する。

     感染研の多屋馨子・感染症疫学センター室長は「患者の急増は続いている。このまま何も対策をとらなければ、大規模な流行になる。特に患者が多い首都圏に住むか通勤している人は、抗体検査で免疫がなければ、すぐにワクチン接種をしてほしい」と話している。【熊谷豪】

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