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政治と子育て

元議員の金子、宮崎夫妻らが率直トーク

政治家と母という二つの視点で子育て政策について語る金子恵美元衆院議員=東京都千代田区の毎日ホールで2018年9月11日、中村かさね撮影
会場内で子供たちをあやす宮崎謙介元衆院議員=東京都千代田区の毎日ホールで2018年9月11日、中村かさね撮影
清水淳子さんのイラストの前で司会する堀潤さん=東京都千代田区の毎日ホールで2018年9月11日、中村かさね撮影

 個性的なメンバーが立場の違いを超えて子育て政策を語り合うイベント「みんなで考えよう! みらいの#子育て政策」が11日夜、東京・竹橋の毎日ホールで開かれた。好評だった企画「三世代で話そう!」「男同士で語る」に続く第3弾で、司会進行はジャーナリストの堀潤さんが務めた。元衆院議員の金子恵美(めぐみ・40)、宮崎謙介(37)夫妻も参加し、子育て当事者としての政治への思いを語った。【中村かさね/統合デジタル取材センター】

    金子さんは「男女育児機会均等法」を提案

     「国会議員の間でも世代間格差が大きいと思います」

     総務政務官時代の昨年6月、長男(当時1歳)の保育所送迎に公用車を使用したとして批判された金子さんが、永田町の子育て政策への関心度について率直な思いを語ると、堀さんが「若い人はみんな賛成なんですか?」と質問した。

     金子さんは少し言葉を濁して「本音を言うと……公用車の時も、夫(宮崎さん)の育休取得の時も味方がいなかった。みんなサアーッと引いていった」と明かした。続けて「首相は『女性活躍』と旗を掲げていて、私たちが次世代のロールモデル(手本)にならないといけなかったのに、『やっぱり難しいんだ』という前例になってしまったのは残念です」と振り返った。さらに、男性が育児参加できるような働き方改革が議論されるべきだと訴え、「男女育児機会均等法を作ってはどうか」と提案した。

    宮崎さん「新生児から育児参加するのが一番」

     会場で、長男(2)をあやしていた宮崎さんは現在、衆院議員辞職後に設立した会社経営者と父親、妻のマネジメントという「3足のわらじ」を履く。辞職前、男性議員として初の育児休業取得を宣言して批判を浴びた経験を踏まえて「子育てはかけがえのない時間」と感じるという。一方で「男性の育休取得は必要。でも、子育てしやすい社会を実現するためには正面から闘うだけではダメ。闘い方も大事だった」と自戒を込めた。

     また、「子育て当事者になって初めて、子連れに厳しい社会を実感した。平日の午後6時に子連れで都心を歩いていると、『なんで子供がいるんだ』という目もある」と語った。さらに、「育児は親としての義務であり責任です。新生児から育児参加するのが一番だと思う」と続けた。

     宮崎さんはブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で育児について積極的に発信し、最近はメディアへの露出も増えつつある。「政治家としてやり残したことがある」とも語り、政界復帰への意欲を示していた。

    未来の子育て政策を議論

     金子さんのほかに、厚生労働省を担当する毎日新聞の阿部亮介記者や子育て当事者グループのメンバ-、東京都の担当者も登壇した。イベント後半は、登壇者が参加者と一緒にグループになって、未来の子育て政策について話し合った。会場では、あっという間に仲良くなった子供たちが所狭しと走り回ったり、かくれんぼをしたりと、イベントはにぎやかな雰囲気の中で進行。グラフィックレコーダーの清水淳子さんが討論内容を次々とイラストにまとめていった。参加者たちは、気になったところに「不満!」「語り合いたい!」などのシールを張って意見を主張した。「(保育所入所申し込みの)申請書類が煩雑で時間がかかる。どうにかならないか」などの声も上がり、都子ども・子育て施策推進担当部長の加藤みほさんは「様式の統一も各自治体で考え方が異なるため、今すぐには難しい」などと答えていた。

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