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男の気持ち

停電の町 札幌市厚別区・白佐俊憲(無職・80歳)

 日没時、手稲山に沈む太陽が紫色に見える。ベランダに出て珍しい光景を見つめた。9月6日午後5時40分。

 日が沈むにつれて、山頂のテレビ塔群のシルエットがはっきりしてきた。すべてがいつもと違う。手前に輝くはずの札幌市の中心部は黒いビル影にすぎない。町中が停電している。

 山陰に太陽が沈むと、急に暗くなった。見下ろす南方約100メートル先の交差点が明るくなっている。すぐそばのコンビニでは昼間から続く行列がいまだに解消していない。午後6時20分。

 十字路に目を移すと4人の警官が交通整理に当たっている。誘導棒を持ち、甲高く笛を吹き信号の代わりを務…

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