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クボタ

消耗部品検査数値改ざん 13年以降、85社納入

記者会見を終えて、頭を下げるクボタの木股昌俊社長(中央)ら=大阪市北区で2018年9月12日午後4時45分、加古信志撮影

 クボタは12日、鉄鋼メーカーに出荷した、金属の塊を引き延ばして鋼板などにする設備用の部品について、出荷前の検査で実際の結果とは異なる数値を検査成績書に記載するなどの不正があったと発表した。2013年10月以降、部品の硬さの数値を改ざんしたものだけで総出荷量(2万1035本)の約17%に当たる3512本あり、納入先は国内外の計85社に上る。

     問題の部品で造られた鋼材の品質などへの影響は現時点で確認されていないとしている。木股昌俊社長は記者会見し、「取引先、関係者にご心配、ご迷惑をおかけした」と陳謝した。

     問題があったのは、製鉄所などで金属の塊に圧力を加えて板などにする設備に用いる、「圧延用ロール」と呼ばれる消耗部品。鉄やニッケルなどの合金で、硬さや配合の割合は取引先と相談して決め、公的な規格はない。全て兵庫県尼崎市の事業所で生産している。

     7月下旬に内部通報があり、調査して判明。硬さの数値のほか、配合の割合が実際と異なるものが121本、検査成績書に添付する金属組織の顕微鏡写真を別のものにしていたケースが765本確認された。

     不正が行われた理由について、木股社長は「外部の法律事務所が調査しており、結果を待ちたい」と会見での説明を避けた。調査結果は約2カ月後に出る見通し。業績への影響も「調査中で不明」とした。

     同社によると、圧延用ロールは国内外の99社に販売。17年度の売上高は約44億円で、国内シェアは約35%。【小坂剛志】

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