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日中首脳会談

首相、10月に訪中へ 北朝鮮非核化で連携

会談で握手する中国の習近平国家主席(右)と安倍首相=ロシア・ウラジオストクで12日、共同

 【ウラジオストク(ロシア極東)小山由宇】安倍晋三首相は12日(日本時間同)、訪問先のウラジオストクで中国の習近平国家主席と約40分間会談した。日中平和友好条約の発効から40年にあたる10月23日に首相訪中を実現する方針で一致。北朝鮮の非核化に向け緊密に連携する方針も確認した。

     首相は会談後、記者団に「首脳の往来により新たな段階へと進みつつある両国の関係を新たな段階に押し上げ、北東アジアの平和と繁栄の礎を築き上げていきたい」と語った。

     首相は10月23日午後、北京に向け出発し、24日には条約締結40年の記念式典などにも出席する方向だ。9月20日の自民党総裁選で改めて総裁に選出されることが前提となる。

     会談では、来年6月に大阪で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議を念頭に、首相が習氏に来日を要請。習氏は「留意する」と応じた。

     首相は、沖縄県・尖閣諸島の周辺海域で中国公船が領海侵犯を繰り返している問題で「東シナ海の安定なくして、日中関係の真の改善はない」と指摘。ただ、両首脳は東シナ海を「平和、協力、友好の海」にすべきだとの原則論では一致した。

     北朝鮮問題では「朝鮮半島の非核化」が両国の共通目標だと確認した。首相は日朝平壌宣言(2002年)に基づき、拉致、核、ミサイルの諸懸案を包括的に解決し、国交正常化を目指す日本の方針を説明。そのうえで、日本人拉致問題の早期解決に向けた協力を要請した。習氏は日本の立場を支持する考えを表明した。

     また、中国の経済圏構想「一帯一路」に関連し、日中両国が協力し、第三国への投資を推進する方針を確認。技術革新や知的財産に関して対話を深めることでも一致した。

     東電福島第1原発の事故を受け、中国が実施している日本産食品の輸入規制について両国が解除に向けた協議を続けることを確認。首相は日本の対中コメ輸出が増えることに期待を示した。

     両首脳が会談するのは昨年11月のベトナム訪問時以来で7回目。

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