米批判で協調 対抗姿勢を鮮明に
【ウラジオストク(ロシア極東)大前仁、北京・河津啓介】ウラジオストクで開催中の「東方経済フォーラム」は12日、全体会合を開き、プーチン露大統領や中国の習近平国家主席、安倍晋三首相らが出席した。その中でも中露首脳は経済協力を進める方針を明示するなど「友好関係」を強調。トランプ米政権が進める保護主義的な経済政策への批判でも歩調を合わせ、米国への対抗姿勢を鮮明にした。
全体会合で演説したプーチン氏は2028年から新たな極東開発計画を始めると言及し、農業の生産向上や輸…
この記事は有料記事です。
残り355文字(全文588文字)