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西日本新聞

「大濠花火大会」終了 安全対策理由に

大濠公園の夜空を彩った大輪の花火=福岡市中央区で2016年8月1日(午後8時1分から同5分までの6枚の写真を合成)、矢頭智剛撮影

 大濠公園(福岡市中央区)で開かれてきた夏恒例の「西日本大濠花火大会」について、主催する西日本新聞社は14日、「安全対策の限界」などを理由に来年以降実施しないと発表した。同日の西日本新聞朝刊に柴田建哉社長名で社告「終了のごあいさつ」を掲載した。

 社告や同社広報部によると、大濠公園の混雑対応に限界があり、今年の大会終了後に社内で検討を重ね「安全確保の観点から断腸の思いで」終了を決めた。今年は猛暑の影響で、直前まで冷房のある会場付近のビル内で待機していた来場者が、開始と同時に公園の入り口に殺到。警備員、誘導員合わせ過去最多の420人を投入したが「制御能力を超え、危険を覚えるほどの事態に陥った」としている。

 大会は戦没者鎮魂と戦後復興を目的に1949年に始まり、67~78年に休止したがほぼ毎年開かれてきた。今年は56回目で8月1日に実施され、約43万人が来場した。【平塚雄太】

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