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醍醐寺

水晶で覆われた阿弥陀如来像、初公開 秋期特別展

レンゲのつぼみの形をした水晶に入る木造の阿弥陀如来の小像=醍醐寺提供

 世界遺産・醍醐寺(京都市伏見区)で、水晶で覆われた珍しい阿弥陀如来(あみだにょらい)の小像(高さ5.53センチ)が初公開される。寺は、像の特徴から鎌倉期の仏師・快慶か、弟子など近い人物が造ったとみている。来月15日からの秋期特別展で展示する。

     寺には、国宝や重要文化財に指定された多くの仏像があり、今回の小像は、2002年の調査で境内の蔵から見つかった。小像は黄金色で、蓮(はす)の花のつぼみの形をした水晶に覆われている。台座から水晶までの高さは36.3センチ。水晶に入った阿弥陀如来像は他に確認されていないという。

     寺によると、収められていた箱には大永8(1528)年に僧・公運が箱を作ったと書かれていたが、専門家が鎌倉期の阿弥陀如来立像と似ていることに着目。衣の着方や切れ長の目などが、西方寺(奈良)にある快慶作の立像に酷似しているという。醍醐寺には快慶作の弥勒菩薩(みろくぼさつ)や不動明王の坐像(ざぞう)が伝わり、今回の小像も快慶作の可能性が高いと判断した。

     壁瀬宥雅(ゆうが)執行長(70)は「像は非常に小さく、水晶内に巧妙に入れられている。貴重な発見だ」と話している。【中津川甫】

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