メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

MAINICHI芸術食堂

映画「散り椿」 四季と心、美しい融合 /愛知

 圧倒された。心に沁(し)みた。全編にわたり“気”がみなぎっている。アイドルのオーラは完全に封印され、まさに本物の侍にしか見えない。映画「散り椿(つばき)」主演の岡田准一さんは、底知れぬ覚悟と魅力に満ちている。メガホンを取った大ベテランの名カメラマン・木村大作監督も、現場で大いに目を見張ったはずだ。

 直木賞作家・葉室麟さんの原作小説を、「雨あがる」などを監督した小泉堯史さんが脚本化。かつて不正を訴えて藩を離れた瓜生新兵衛は、病に倒れた妻・篠の最期の願いをかなえるため再び故郷に戻る。篠の願いは、新兵衛が同じ道場でしのぎを削った旧友で、恋敵でもあった榊原采女(うねめ)を助けること。新兵衛は藩の側用人である采女との再会を果たしつつ、不正事件の真相を探る。やがて、散り椿が咲き誇る春、ある確証を得た新兵衛は采女と対峙(たいじ)する。

 木村監督は、時代劇の精神性が好きだという。何か事を起こす時は、しくじれば切腹する覚悟を決めて取り掛…

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 平成最後のお年玉 年賀はがき当選番号が決定
  2. ORICON NEWS NGT48も松本人志も救う? “地獄見た”指原莉乃の神がかった対応力
  3. ORICON NEWS 安室奈美恵さん、引退決断した理由語る 7年前に声帯壊し「限界なのかな」と不安も
  4. ORICON NEWS 松本人志、HKT指原への「体を使って」発言を弁明 カットしなかったのは「鬼のようにスベったから」
  5. 世界経済・見て歩き 仏・フラン ルノー工場 ゴーン流、うんざり トイレは2回、過酷さに悲鳴

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです