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麺食い・列島味便り

別府冷麺 大分・別府 初代の味守り、独自進化

具材はシンプルな大陸ラーメンの別府冷麺=大分県別府市北浜の大陸ラーメンで、尾形有菜撮影

 注文を受けると、「ゴー」という音を立てて機械から特製麺をつき出す。弾力がある麺は包丁で切りにくいためだ。ちょうど良い長さに切った麺を熱湯でゆがき、ザルですくうとすぐに冷水をかけてしめる。キムチやチャーシューなどを盛りつけてスープをかければ、さっぱりとした後味の別府冷麺の完成だ。

 産声のきっかけは、なんと「スリ」被害だったという。1945年、旧満州(現中国東北部)に出征していた朝鮮半島出身の金光一さんは当時20代だった。日本経由で故郷に戻るため、満州で知り合った同年代の松本一吾郎さんとともに大分県別府市に向かった。しかし、途中でスリにあって金が無くなってしまったのだ。このため、帰郷資金を稼ごうと、2人で少ない元手でできる屋台でラーメンを売り始めた。

 生活しているうち徐々に友人が増え、金さんは帰郷せず、日本に住もうと決意。50年に松本さんとともに屋…

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