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美食地質学入門

第7講 オコゼ 火山岩と潮、砂泥のベッド

「ぎょうてん」でいただいたオコゼの酒蒸し=高松市で

 「オコゼを食べに香川へ行きませんか? 実はオコゼに、瀬戸内海の秘密が隠されてるんですよ」。マグマ学者の巽好幸先生の誘いに一も二もなく乗って、高松へ向かった。

 開通30年を迎えた瀬戸大橋を渡るJRの車窓から、波立つ海面が見える。巽先生と日本料理の大引伸昭先生が「流れが速そう」「まるで川みたい」と口をそろえる。潮流の速さが瀬戸内海のポイントの一つだ。電車が香川に入ると、きれいなおにぎり形をした讃岐富士(飯野山、標高422メートル)が見える。

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