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火論

今も脈打つ=玉木研二

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 知らず知らずに時の暗転にのまれながらも与えられた職に打ち込み、その技の誇りと喜びを次代に。

 歴史に重ね、そうした営みに思いめぐらせる芝居を見た。劇団民芸が東京の紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで7日まで上演している「時を接ぐ」である。

 旧「満州映画協会」で編集を担った女性技師、岸富美子(ふみこ)さん。半生の自伝「満映とわたし」(石井妙子共著、文芸春秋刊)を舞台劇にした。

 岸さんは1920年の生まれ。原節子や満映の大スター、李香蘭(りこうらん)と同年である。15歳で働き…

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