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中村文則さん=木葉健二撮影

 平家物語に、盛者必衰、おごれる人も久しからず、と有名な言及がある。栄えた者も必ず衰えるのだし、地位や財力に思い上がっている人間は、いつか終わる。

 日本の感覚の中に、これらの言葉は自然にあるように思う。だがもう終わるべきタイミングにあることが、いつまでも終わらず続いている。不当な法案の強行採決の連続、モリカケ問題、データの捏造(ねつぞう)、公文書改ざん・破棄、外交の失敗の連続。あらゆることをしても終わろうとせず、自民党総裁は2期とのルールまで変え3期まで始めている。しかしここにきて、さすがに無理が現れている。

 総裁選で、対抗馬の石破茂氏が、党員票の45%を獲得した。前回の総裁選より安倍晋三首相は党員票を伸ば…

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