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今週の本棚

張競・評 『孤独の発明 または言語の政治学』=三浦雅士・著

 (講談社・3780円)

「俯瞰する眼」で批評の本質に迫る

 博覧強記の語りと批評的感性の力強さには圧倒された。文学評論の幅広い可能性を示すために、専門領域の境目をワープし、文体や修辞の工夫は憎いほど凝らされている。主題の反復や変奏を通して、言語や文学の境界を大きく超え、文字史、宗教史、思想史、ひいては文明史的な哲学思考になっている。

 批評精神とは何か。すべてはこの根本的な問いかけから始まっている。いうまでもないことだが、文芸批評の…

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