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山陰・この人

安来の手すき和紙職人・長島勲さん 次世代の成長見守る /島根

手すきの和紙を作り続ける長島勲さん=島根県安来市広瀬町の広瀬和紙で、鈴木周撮影

長島勲(ながしま・いさお)さん(81)

 幕末の1860年ごろから、農家の副業として和紙作りが盛んだった安来市広瀬町地区。同町下山佐に1973年、手すき和紙の工房「広瀬和紙」を開いた。「お客さんの要望に合わせ、きめ細かく調整できるのは手作りならでは」と、45年間工房を守っている。

 82年に県ふるさと伝統工芸品に指定された広瀬和紙。封筒や便箋のほか障子紙などに使われる。クワ科の楮(こうぞ)が原料で、木の繊維質を生かしたざらりとした手触りや、破れにくい丈夫さが特徴だ。

 和紙作りを始めたのは15歳。酪農と和紙工房を営んでいた両親を支えるためだった。24歳で本格的に和紙…

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