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記憶つないで

カネミ油症50年/中 根本的治療法なく 薬、生活指導、通院費…重い負担

 「どこかのタイミングで薬を減らしていきましょう」。9月21日、長崎県五島市の福江島にある五島中央病院の診療室で、受診した市内の女性(55)に対して近藤英明医師(54)が優しく言葉をかけた。近藤医師は九州大学病院油症ダイオキシン研究診療センターから派遣され、カネミ油症患者が集中する同市で診察を続けている。

 女性は同市の奈留島生まれ。周囲の家庭と同じようにカネミ倉庫(北九州市)製の米ぬか油を使い、一番のご…

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