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フィギュア

大輔、4年ぶり実戦で首位発進“おかえり大ちゃん”フィーバー!(スポニチ)

SPを終え首位に立った高橋大輔=スポニチ提供

フィギュアスケート 近畿選手権第2日(2018年10月7日 兵庫県尼崎市・尼崎スポーツの森)

 現役復帰を宣言した2010年バンクーバー五輪男子銅メダルの高橋大輔(32=関大KFSC)が4年ぶりの実戦に挑み、ショートプログラム(SP)77・28点で首位発進した。カリスマスケーターの復帰に多くのファンが殺到。“おかえり大ちゃん”のフィーバーとなった。

     4年のブランクは、滑り終えた後に表れた。リンクを出た高橋は、そのままスタスタと奥へ引き揚げかけた。

     「スコアが出るのを忘れていました。みんなが待っているから、あ、そういえば点数が出るんだと思い出して戻ってきました」

     ちょっとしたおとぼけが絵になるのは、優しい人柄がなせる業だ。坂本龍一が作曲した映画「シェルタリング・スカイ」の音楽で滑ったSPは77・28点。緊張のあまり「スタートで足がガクガクで、蹴っつまずきそうになったり」と、真っ白になりながらも首位発進を決めた。

     8月に左足内転筋肉離れを起こし、調整が遅れた。復帰前の最後の試合、14年ソチ五輪の90・25点は、比較段階でないのは当然。それでも、世界を魅了したステップで加点を引き出し、全ての3回転ジャンプをまとめた。

     ファンは、10年バンクーバーでフィギュア日本男子初の五輪メダリストになったカリスマの復帰を待っていた。会場は異例の有料制。抽選で当たった約1500人以外にも、屋外にはチケットを求める女性があちこちに立っていた。演技直前練習では上着を脱いだだけで大歓声。「大ちゃんガンバ」が何度もスタンドに響いた。

     7月に復帰を表明し、今季は12月の全日本選手権出場を目標に掲げている。8日はフリー。「SPでこれだけ疲労困憊(こんぱい)。どうなることやら」。自虐的ながら、千両役者の本領発揮はこれからだ。

     ≪フリー滑りきれば西日本選手権当確≫今大会の男子は10人が出場。上位13選手に11月の西日本選手権(3日SP、4日フリー=日本ガイシアリーナ)出場権があるため、高橋はフリーを無事に滑り終えれば次のステップに進むことができる。西日本選手権は、有資格者を除き上位11人に入れば全日本選手権出場権を手にする。(スポニチ)

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