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鹿児島寿蔵

人形と短歌展 紙塑人形の人間国宝・アララギ派歌人 福岡県立美術館で来月25日まで

 紙塑(しそ)人形の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、アララギ派の歌人でもあった鹿児島寿蔵(1898-1982)の人形と短歌展が、中央区天神5の県立美術館で開かれている。昨年寄贈された一大コレクションを中心に展示し、11月25日まで。

     福岡市出身の鹿児島は博多人形の技術を学び、1930年代から和紙の素材となる楮(こうぞ)などを原料にした独自の技法で紙塑人形を作り始めた。61年に人間国宝に認定され、万葉集や古事記などを題材にした人形を世に送った。

     歌人としても宮中歌会始の選者を務めた。コレクションは短歌の弟子で群馬の産婦人科医だった故・中村泰助さんの妻光子さんが寄贈。作品54点は夫妻の一字ずつを冠して「泰光コレクション」と名付けられた。

     約80点を展示。「人形と短歌」の章は「卑弥呼」や「志賀島幻想箕立事(みたてのこと)」など紙塑人形の代表作と、人形について詠んだ短歌を並べた。陶芸家、高鶴元さんの久山町の窯で焼成した陶芸作品も展示している。

     学芸員の中島由実子さん(26)は「どの人形も親しみやすく愛らしさがある。短歌の世界も含めて楽しんでほしい」と話す。入場料一般300円、高大生140円、小中生60円。月曜休館。【山崎あずさ】

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