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【ワシントン会川晴之】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日、トランプ米政権が、ロシアと結んでいる中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を検討していると報じた。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が週明けにもロシアを訪問して協議し、トランプ大統領が数週間以内に最終判断を下す見通しという。米国が離脱を決めれば、新たな核・ミサイル軍拡競争が始まり、緊張が激化するのは必至だ。
米国は、ロシアが2012年から条約に違反する新型の核巡航ミサイルの開発に着手、17年に配備したと非難している。ロシアはこれに反発、米国が弾道ミサイル防衛(BMD)システムの整備を続けている点を「攻撃用に変更可能で条約違反だ」と指摘するなど、双方が非難合戦を続けている。
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