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アートの扉

フェルメール 手紙を書く婦人と召使い 光がまとめる「動」と「静」

1670~71年ごろ。油彩・カンバス。縦71・1センチ×横60・5センチ。アイルランド・ナショナル・ギャラリー。Presented,Sir Alfred and Lady Beit,1987(Beit Collection) Photo@National Gallery of Ireland,Dublin NGI,4535

 若い婦人が握りしめたペンを一心に走らせる。机の前の床には、うち捨てられた手紙と赤い蜜蝋(みつろう)の封印。それらが彼女の思いの乱れを強調する。文通相手との間に何があったのか。一方、背後の召使はややあきれ顔で視線を窓の外に送る。壁の絵は「モーゼの発見」。17世紀では争いを鎮める話とみなされていたから、恋人であろう送り先の人物との和解を示唆しているのかもしれない。

 画面手前の婦人の「動」を、一歩引きながらも中央に位置する召使、そして画中画の「静」が受け止める。対…

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