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濃い味、うす味、街のあじ。

ハイカラ薫る伝統のデミ

 1868年の開港によって、神戸の街の性格が決定づけられた。開港場に外国人のための居留地が設けられた。その神戸外国人居留地を舞台に、ミナト神戸は大いに繁栄した。洋館や近代建築ビルが建ち、外国領事館、商社、銀行、海運などの会社のみならず、レストラン、ベーカリー、テーラー……と衣食文化が開花した。

 いまなおその居留地の空気を感じさせる洋食店が1933年創業の「グリル十字屋」である。ちょうど居留地の東の端、神戸市役所の少し北にこのレストランはある。

 居留地といっても広い。反対の西の端にあたる大丸神戸店周辺は、若いカップルや母娘二人客といったショッ…

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