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今どきサイエンス

科研費の100年=鴨志田公男

 「この研究費なくして私の研究成果は存在しなかった」(本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授)

 「私の研究のほぼすべてが支えられてきた」(大隅良典・東京工業大栄誉教授)

 日本のノーベル賞学者がそう口をそろえる国の研究資金制度がある。研究者が審査を受けて資金を獲得する競争的資金の一つ、「科学研究費補助金」(科研費)だ。ちなみに、受賞までに本庶さんは約47億円、大隅さんは約18億円の科研費を得ている。

 科研費の歴史は古い。その前身は「科学奨励金」で、ちょうど100年前の1918年に創設されている。

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