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金言

研究し、発信し、行動=西川恵

 <kin-gon>

 国際法学者の大沼保昭氏が今月16日、72歳で亡くなった。大学での研究・教育だけでなく、在日韓国・朝鮮人問題やサハリン残留朝鮮人問題など戦後処理問題の解決にNGOを通してかかわり、実践・運動面でも積極的に行動してきた。「研究し、発信し、行動する」が信条だった。

 大沼氏がかかわったNGOの中でも、元慰安婦問題に取り組んだ「アジア女性基金」の活動は落とすことのできないものだ。特に、「#MeToo(私も)」運動、今年のノーベル平和賞、女性活躍社会の希求など、女性の性と尊厳への関心が世界的潮流となっている今日、日本は「アジア女性基金」を持ったが故に、からくも「元慰安婦問題の解決に取り組まない日本」との非難を免れていると私には思える。

 元慰安婦問題の解決のため村山富市政権が「アジア女性基金」構想を発表したのは1995年。この構想をま…

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