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「肌に貼る」ウェアラブル機器が開発ラッシュ(GetNavi web)

情報提供:GetNavi web

身につけるだけで、心拍数や睡眠時間、活動量などを測定できるウェアラブル機器。現在の主流はリストバンド型やクリップ型ですが、まるで湿布を貼るように、肌に直接貼るタイプのウェアラブル機器の開発が現在着々と進んでいます。皮膚貼り付け型ウェアラブル機器の開発を発表した、日米の最新情報をご紹介しましょう。

 

皮膚呼吸もできる皮膚貼り付け型センサーを東大研究チームが発表

2018年2月に東京大学大学院工学系研究科の研究チームが発表したのが、肌に貼り付けるタイプの電子センサー。極薄センサーの電極は、水溶性高分子であるポリビニルアルコールと金の層を含むナノサイズのメッシュで構成されています。肌への貼り付け方はとっても簡単。センサーを肌の上にのせたら、その上から少量の水を吹きかけるだけで、肌の凸凹にもすぐにフィット。多孔生のメッシュ構造のためガス透過性も高く、発汗を阻害することもありません。20名による1週間の皮膚パッチテストで、皮膚の炎症も認められなかったそう。さらに、人差し指に電極を着け、指の折り曲げを1万回以上繰り返す実験も行い、耐久性も確認しています。もちろん、装着によるストレスや不快感もないとのことです。

 

米パデュー大学研究チームが貼り付け型小型センサーを発表

東大の開発発表に続き、18年10月に報告されたのが、米国パデュー大学の研究チームが開発した皮膚貼り付け型センサーです。このチームが開発したセンサーに使われているのは、生体適合性が高いセルロース。使用可能期間については発表されていませんが、東大チームが開発したセンサーと同様に、水をつけるだけで皮膚に簡単に装着でき、皮膚呼吸を阻害することなく使用が可能。人の皮膚は汗などの水分で濡れやすいのですが、このセンサーは水や油、ホコリ、バクテリアなどをはじく分子で覆われているため、日常生活を送りながら使用することができます。しかもセンサーの大きさは2cmほどで、蛇行したようなデザインにされ、周囲に装着していることを気付かれにくくなっています。

2つの貼るセンサーの共通点

今回発表されたこの2つの皮膚貼り付け型センサーで共通するのは、水をかけるだけで簡単に皮膚に貼り付けられるという手軽さがあること。さらに、どちらも皮膚呼吸が可能と、つけていることすら忘れてしまいそうです。

また、これらの応用が期待されている分野が医療とスポーツ。ウェアラブルセンサーによって記録されたデータが医師のもとに送られ、患者は自宅で日常生活を送りながら、医師のアドバイスを受けることも今後可能になる一方、アスリートの24時間体制での身体の管理にも役立つことでしょう。

 

より高感度で軽量なものが求められているウェアラブル機器。IoTの進化とともに、医療やアスリートにも今後大きな変化をもたらす可能性がありそうです。

 

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