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シャウフェレが勝利「自分の力でプレーオフに持ち込んだんだ」(PGA Tour)

情報提供:PGA Tour

WGC-HSBCチャンピオンズ 最終日

PGAツアー第5戦 WGC-HSBCチャンピオンズ/中国 シーシャン・インターナショナルGC

シャウフェレが終盤の粘りで逆転勝利

 ザンダー・シャウフェレが最終日、トニー・フィナウとのプレーオフを制した。25歳になったばかりのシャウフェレは、プロ入り2年目の昨シーズンを無冠で終えたが、今シーズン開始早々に念願のツアー3勝目を挙げた。

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 シャウフェレは17番パー3と18番パー5でバーディを連取。通算14アンダー首位タイでフィナウに並び、勝負はプレーオフに持ち越された。

 プレーオフ1ホール目(18番パー5)で、シャウフェレは2オンに成功。9メートルのイーグルパットをタップインの距離まで寄せてバーディを奪い、決着をつけた。

「スコアカードにサインしていたとき、バーディの連取がプレーオフにつながったことに、あらためて気づいたんだ。自分の力でプレーオフに持ち込んだんだってね」(シャウフェレ)

 最終日の終盤、重要な局面で次々と素晴らしいショットを披露し、6バーディ、2ボギーの4アンダー68でホールアウト。この日のベストスコアをマークし、13カ月ぶりの優勝をもぎ取った。

 今大会初日に25歳の誕生日を迎えたシャウフェレは、今回の優勝で550フェデックスカップ・ポイントを獲得した。

 シャウフェレはプロ1年目、PGAツアーで2勝を挙げ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。昨シーズンも好成績を残したものの、実際に優勝争いに絡んだと言えるのは2位でフィニッシュした全英オープンだけだった。

 シャウフェレは、2016-2017シーズン最終戦のツアー選手権を含む2勝に加え、今回のWGC優勝で通算3勝目を挙げた。

トニー・フィナウはプレーオフに持ち込んだが、1ホール目でシャウフェレに敗れた Photo by Ross Kinnaird/Getty Images

 一方、2位に3打差をつけて最終日をスタートしたフィナウは、PGAツアー2勝目を目指した。

 フィナウは終盤まで首位をキープ。17番パー3を迎えた時点で、1打差でリードしていたが、5.5メートルのバーディパットを決めたシャウフェレに追いつかれた。この日、17番でバーディを奪った選手は、シャウフェレを含めて4人しかいなかった。

 ジャスティン・ローズは首位と2打差で18番パー5を迎えた。イーグルを狙うしかなかったが、ティーショットをバンカーに打ち込んで脱落した。これにより、18番パー5はシャウフェレとフィナウの2人の対決となった。

 フィナウは第2打を深いラフからグリーンを狙う苦しい展開となった。だが、ボールは間一髪、池を回避してグリーンに到達。フィナウは10.5メートルのイーグルパットをカップからわずか数十センチに寄せてバーディを奪った。

 シャウフェレの第2打はグリーンに到達したが、奥に転がり落ちていった。シャウフェレは「止まれ!」と6回叫んだが、ボールはグリーンの脇にこぼれた。

 しかし、シャウフェレもそこから1メートル以内に寄せてバーディを決めた。シャウフェレとフィナウはともに通算14アンダーに到達した。

 プレーオフ1ホール目。シャウフェレはティーショットをフェアウェイに運び、5番アイアンで打った第2打をグリーンの真ん中に乗せ、バーディを奪った。

 フィナウはティーショットをフェアウェイ左手のバンカーに打ち込み、刻んでいくしかなかった。第3打はカップから6メートル離れたグリーンエッジで停止。フィナウはバーディパットを外し、決着はついた。

 2年前のプエルトリコ・オープンで初優勝して以来、勝ち星がないフィナウは「勝利が逃げていったという感じがする」と感想を述べた。

「今日のザンダー(・シャウフェレ)は信じられないようなプレーを見せた。厳しい戦いだったよ。彼は重要な局面でスコアを伸ばし、プレーオフでもバーディを奪った。脱帽だよ。いいプレーだった。勝利に値するよ」(フィナウ)

ジャスティン・ローズ(左)は大会連覇を狙ったが、首位と4打差の通算10アンダー3位 Photo by Ross Kinnaird/Getty Images

 年間4試合が開催されているWGC(世界ゴルフ選手権)では、米国人選手の優勝が続いている。シャウフェレの優勝により、直近のWGCの4大会すべてを米国人選手が制したことになる。

 1国の4人の異なる選手が、WGC4大会で優勝するのは史上初だ。今年のWGCでは、メキシコ選手権ではフィル・ミケルソン、デル・テクノロジーズ・マッチプレー選手権ではバッバ・ワトソン、ブリヂストン招待ではジャスティン・トーマスが優勝した。

 米国人がWGCの4大会で優勝したケースは2013年にもある。この年はタイガー・ウッズがそのうち2大会で優勝した。マット・クーチャーがデル・テクノロジーズ・マッチプレー選手権、ダスティン・ジョンソンがHSBCチャンピオンズでそれぞれ優勝している。

 WGCが1999年に創設されて以来、米国人が勝利したのは、69大会中41大会を占める。このうち18大会でウッズが優勝している。ウッズはWGC大会連覇を8度成し遂げている。ウッズのほかに、連覇を果たした選手はいない。

 前年覇者のローズは今回、その記録に挑んだが果たせなかった。ローズは最終日、13番パー4と14番パー5でバーディを連取し、首位と1打差に詰め寄った。

 しかし、15番パー4のフェアウェイからの第2打をミスしてバンカーに打ち込み、ボギーを叩いた。その後、追いつくことはできなかった。

 17番で3メートルのバーディパットを外し、最終18番パー5を迎えた時点で首位との差は2打だった。

 ローズはイーグルを狙うしかなかったが、バンカーからラフ、グリーンをオーバーして池ポチャと精彩を欠き、ボギーを叩いた。

 18番パー5のローズの第3打はシャウフェレのボールに触れ、いずれのボールも転がって池に落ちた。シャウフェレは無罰でボールを元の位置に戻した。

 だが、そのことから分かるとおり、シャウフェレのボールは際どい位置で転がり落ちずに踏みとどまった。もし、わずかな差でボールが転がり落ちていたなら、シャウフェレは勝利を手にすることができなかったかもしれない。

ローズが単独3位に終わったことで、ブルックス・ケプカが世界ランキング1位の座を維持した Photo by Matthew Lewis/Getty Images

 結局、ローズは4バーディ、4ボギーのイーブンパー72でホールアウト。首位と4打差の通算10アンダー単独3位で今大会を終えた。

 この日は60台のスコアをマークした選手は3人しかいなかった。ローズは「皆にとってタフな1日だった」と指摘する。

「スコアボードを見れば、皆が苦しんでいるのが分かった。今日は三つ巴の戦いだった。ミスをしないで完璧にプレーするのは難しい状況だったよ」(ローズ)

 ローズが世界ランキング1位の座をブルックス・ケプカから奪うためは、単独2位以上でフィニッシュしなければならなかった。

 この結果、ケプカが少なくとも1週間は世界ランキング1位の座を維持することになった。ケプカは最終日を3アンダー69でプレーし、通算2アンダー16位タイでフィニッシュした。

 首位と6打差の通算8アンダー4位タイには、キラデク・アフィバーンラト(1アンダー71)とアンドリュー・パットナム(イーブンパー72)が入った。パットナムはWGCデビュー戦を好成績で終えた。


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