衆院予算委

首相「司法裁に提訴も」 徴用工判決「遺憾」

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衆院予算委員会で質問に答える安倍晋三首相=国会内で2018年11月1日午前10時46分、川田雅浩撮影
衆院予算委員会で質問に答える安倍晋三首相=国会内で2018年11月1日午前10時46分、川田雅浩撮影

 衆院予算委員会は1日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席した基本的質疑を行い、災害対策費を盛り込んだ2018年度補正予算案が実質審議入りした。首相は、韓国人元徴用工への賠償を命じた韓国最高裁判決について「国際法にてらせばあり得ない判断。国際裁判も含め、あらゆる選択肢を視野に入れて毅然(きぜん)と対応する」と述べ、国際司法裁判所(ICJ)への提訴も辞さない考えを示した。「韓国政府の前向きな対応を強く期待している」とも述べた。

 首相は韓国国会議員による島根県・竹島への上陸や慰安婦問題に関する2015年の日韓合意をめぐる摩擦などにも言及。「さまざまな機会で未来志向を確認してきたのに、それに逆行する動きは大変遺憾だ」と述べた。

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