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NHK

取材音声データ、アレフに誤送信

NHK放送センター

 NHK札幌放送局は2日、オウム真理教の後継主流派「アレフ」の取材をしていた同局放送部のディレクターが、住民ら6人へインタビューした音声データをダウンロードできるサイトのURLを、誤ってアレフ本部広報にメールで送っていたと発表した。

 札幌市白石区にはアレフで最大級の施設がある。同局によると、音声データは10月、施設近くを通りかかった人らを対象に取材した時に録音したもの。ディレクターは1日午後5時ごろ、データ6本(計約2時間半)の文字起こしを、委託業者に電子メールで依頼。その際、データをダウンロードできるサイトのURLを、同僚の職員にも同時にメールで送信しようとした。

 しかし、この職員のメールアドレスと頭文字が一致していたアレフのアドレスが予測変換で自動的に出たのに気付かず、そのまま送信したという。これまでもディレクターはアレフ側とメールでやり取りしたことがあった。本来は、セキュリティーが高いNHK独自のファイル転送システムを使うことになっていたものの、ディレクターは一般向けのシステムを使用していた。

 メールの誤送信後、すぐに気づいて上司に報告したが、データを開けないように処理をしたのは2日午前10時ごろで、それまでにデータをダウンロードしたら音声を聴ける状態だった。送信後、アレフ側に電話とメールで接触しようとしたが連絡はつかず、実際にデータがダウンロードされたのか把握できないという。同局は処理が遅れた理由について「そのような方法があることが後で分かったため」と説明している。

 同局では、取材の音声データについては秘密保持契約を結んだ外部業者に委託することは日常的にあるという。取材した内容は明らかにしていないが、音声の一部には取材した住民個人が特定される可能性のある内容が含まれており、連絡先が分かった住民2人には連絡、謝罪した。

 高木克文・同局放送部長は「事実関係を詳しく調べた上で厳正に対処する。あってはならないことで関係者の方には深くおわび申し上げたい」と話した。【日下部元美、安達恒太郎】

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