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伊東光晴・評 『「明治礼賛」の正体』=斎藤貴男・著/『生きづらい明治社会』=松沢裕作・著

 ◆「明治礼賛」の正体 斎藤貴男著(岩波ブックレット・626円)

 ◆生きづらい明治社会 松沢裕作著(岩波ジュニア新書・864円)

「維新」の時代の光と影

 今年は明治一五〇年である。

 明治、明治維新というと、私は東京外国語大学の最初のロシア人教師、メーチニコフを思い出す。かれが在日したのは、明治七~九年とわずかであったが、明治維新は、西欧では例を見ない徹底した革命であるという評価と、この国の将来に関する危惧が忘れられない。

 事実は、かれの危惧が現実のものとなった。「富国強兵」、そのための「殖産興業」、そしてその中で努力に…

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