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米宝くじパワーボールで390億円当選の女性、慈善活動を開始

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 11月5日、米宝くじパワーボールで3億4400万ドル(約390億円)の大当たりを出したアイオワ州の女性が、賞金を元手に、4月に未熟児で生まれてわずか1日の生涯を終えた孫を記念して慈善事業を始めた。写真は2017年2月撮影(2018年 ロイター/Andrew Kelly) 拡大
 11月5日、米宝くじパワーボールで3億4400万ドル(約390億円)の大当たりを出したアイオワ州の女性が、賞金を元手に、4月に未熟児で生まれてわずか1日の生涯を終えた孫を記念して慈善事業を始めた。写真は2017年2月撮影(2018年 ロイター/Andrew Kelly)

 [5日 ロイター] - 米宝くじパワーボールで3億4400万ドル(約390億円)の大当たりを出したアイオワ州の女性が、賞金を元手に、4月に未熟児で生まれてわずか1日の生涯を終えた孫を記念して慈善事業を始めた。アイオワ州宝くじ当局が明らかにした。

 この女性はレリーヌ・ウェストさん(51)。先月、姉妹とともにピザとコーヒーを買いに立ち寄った雑貨店でくじを買ったが、米宝くじ史上4番目となる約700億ドルの当たり番号が発表されるまで、姉妹のピックアップトラックの床に置き忘れていたという。

 賞金は、ニューヨークで出たもう1枚の当たりくじとの折半となった。ウェストさんは、3億4390万ドルの年賦でなく、1億9810万ドルの一括受け取りを選び、税引き後の手取り額は1億4010万ドルとなる。

 当たりを機にウェストさんは保険関係の仕事を辞め、教育や動物愛護、貧困救済などに寄付を行うため設立した慈善団体「カラム基金」に尽力していくという。

 ウェストさんは、「これは人生の転機だと感じている。家族や友人と賞金を分け合い、自動車を購入し、1回または数回の休暇を取るのを楽しみにしている。また、新設した基金を通じて、私の家族にとって大切な活動や組織に寄付することを計画している」との声明を発表した。

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