米中間選挙

何思い投票したか ミシガンとテネシーで聞く

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米中間選挙で投票するため長い列をつくる市民=米中西部ミシガン州バーミングハムの投票所で2018年11月6日、國枝すみれ撮影
米中間選挙で投票するため長い列をつくる市民=米中西部ミシガン州バーミングハムの投票所で2018年11月6日、國枝すみれ撮影

 【バーミングハム(米中西部ミシガン州)國枝すみれ、ナッシュビル(南部テネシー州)長野宏美】トランプ米大統領の信任投票との位置づけの中間選挙は、上院で与党の共和党が多数派を維持する一方、下院は民主党が多数党となる見通しとなった。有権者は何を思って投票したか、接戦選挙区で聞いた。

 ミシガン州バーミングハムの投票所となっている市役所前。6日午前7時からの投票を前に50人以上が列を作って、待っていた。出勤前に投票しようと詰めかけた人たちだ。

 教師のミシェル・バージンスキーさん(57)は連邦議会の上下両院選と知事選のすべてで、野党の民主党候補に投票した。理由は「トランプ政権の移民政策に反対」だからだ。選挙戦終盤に入り、トランプ氏は各州で行った選挙集会で、ホンジュラスなどから米国に向かう移民集団「キャラバン」にたびたび言及。「犯罪者たち」と呼び、危機をあおった。こうした姿勢に共鳴するトランプ氏支持者もいたが、移民排斥の動きには強い反発も…

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