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大みそかに家々を回るナマハゲ=秋田県男鹿市北浦安全寺で2017年12月、川口峻撮影

 <ヒヨコの質問しつもん記者きしゃこたえる>

     ◆こたえ 秋田あきたふくもたらす来訪神らいほうしん 後継者不足こうけいしゃぶそくでやめた地域ちいき

     秋田あきたのナマハゲってなんだかこわいよね。

     秋田県男鹿市あきたけんおがしの「男鹿おがのナマハゲ」ですね。「はいねがー」とひくこえどもをおどかす姿すがた有名ゆうめいですよね。そのナマハゲが今度こんど国連教育科学文化機関こくれんきょういくかがくぶんかきかん(ユネスコ)の無形文化遺産むけいぶんかいさん登録とうろくされることになりました。

     ナマハゲが世界せかい文化遺産ぶんかいさん?!

     全国ぜんこくけん10けん伝統行事でんとうぎょうじからなる「来訪神らいほうしん 仮面かめん仮装かそう神々かみがみ」のひとつとして、ユネスコ政府間委員会せいふかんいいんかい今月末こんげつまつにも登録とうろくまる見通みとおしです。

     本当ほんとうはどんな行事ぎょうじなの?

     秋田県北西部あきたけんほくせいぶ男鹿半島おがはんとうおおみそかのよるおこなわれる伝統行事でんとうぎょうじです。くに重要無形民俗文化財じゅうようむけいみんぞくぶんかざい指定していされています。地域ちいきごとにちがめんや、わらでんだ衣装いしょう包丁ほうちょうおけなどをけた男性だんせい各家庭かくかていまわります。ナマハゲは「なまけているこころいましめる存在そんざい」です。おおみそかに1年間ねんかんわざわいをはらとし、訪問ほうもんした家庭かていふくをもたらすかみとされています。家主やぬしはナマハゲをむかれて、もてなします。

     いつごろからつづいているの?

     江戸時代えどじだいにはおこなわれていたようで、200年以上ねんいじょう歴史れきしがあります。男鹿半島おがはんとうおとずれた旅行家りょこうかが1811ねんたという日記にっきのこっています。

     現在げんざいはどうなの?

     男鹿市おがしなどの調査ちょうさによれば、2015ねん同市内どうしない148町内中ちょうないちゅう79町内ちょうない実施じっしされたそうです。ただ、後継者こうけいしゃ不足ふそく深刻しんこくで、やめたところもすくなくありません。かつてはナマハゲのなりおおくは独身どくしん男性だんせいでしたが、いまでは結婚けっこんしている男性だんせいもその役割やくわりになうなどルールをえながらがれています。

     のこすのも大変たいへんなんだね。

     ナマハゲをむかれる家庭かていっています。男鹿市おがしなどの関係者かんけいしゃは、無形文化遺産むけいぶんかいさん登録とうろくをきっかけに、地元じもとでも行事ぎょうじへの理解りかい関心かんしんひろがることを期待きたいしています。

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