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吟行

東京・神谷小の10人、秋の校庭を ずらりできたよ51句

神谷小の児童ら
校庭で
教室で

 10月末がつまつ秋晴あきばれの土曜日どようび東京都北区立神谷小学校とうきょうときたくりつかみやしょうがっこう校庭こうてい同小どうしょうの1~5年生ねんせい10にん吟行ぎんこうしました。俳句はいくつくるために校庭こうていで「あき」をさがしてあるきました。さて、どんなができたのでしょう。

     10にん参加さんかしたのは、神谷小学校かみやしょうがっこうひらかれている「わくわく神谷かみやひろば」の俳句教室はいくきょうしつです。「わくわく」は、放課後ほうかご土曜どようなどのどもの居場所作いばしょづくりのため北区きたく各学校かくがっこうひらかれています。俳句教室はいくきょうしつつきかいひらかれ、10にんはその常連じょうれんです。毎日小学生新聞掲載まいにちしょうがくせいしんぶんけいさい俳句はいくコーナー「きらり一句いっく」「ひとひねり」にも応募おうぼしてくれています。この半年間はんとしかんに6掲載けいさいされました。

     教室きょうしつ午前ごぜん10はじまりました。まず、そのつき季語きごならいます。おしえてくれるのは石井浩美先生いしいひろみせんせいです。「『さむい』はふゆ季語きごです。をつけてください。10がつは『ややさむ』『肌寒はださむ』です」。くばられた季語きごのプリントには「啄木」「団栗」などちょっとむずかしい漢字かんじならんでいましたが、石井先生いしいせんせいが「なんむのかな?」とクイズ形式けいしきたのしく解説かいせつしてくれました。ちなみにこたえは、「啄木きつつき」「団栗どんぐり」です。

     準備万端じゅんびばんたん、いよいよ校庭こうていへ。石井先生いしいせんせいが「今日きょうもなるべく、校庭こうていたものを俳句はいくにしてみましょう。俳句はいくのたねをつけたら、どんどんノートにいてください」とつたえると、みんなはしてきました。

     やく15ふんかけて校庭こうていをぐるりといっしゅうたかあおそら、2ひきのアカトンボ、根元ねもとえたおおきなキノコなど「俳句はいくのたね」が次々つぎつぎつかりました。としもの黄色きいろ帽子ぼうしんでいく飛行機ひこうき関心かんしんあつめました。

    どんどんつくる じっくりひねる

     教室きょうしつもどったとたん、みんなはノートに俳句はいくはじめました。一句いっくできるごとに、石井先生いしいせんせい添削てんさくしてもらいます。言葉ことばがどんどんあふれてくる、じっくりかんがえてひねり、それぞれのペースでつくります。45分間ふんかんで51まれ、黒板こくばんにずらりとされました。

     色鮮いろあざやかな情景じょうけいかぶ「あきのちょうあおそらんでいく」。深紅しんくのバラをんだ「あきそうびにおいハチミツ赤々あかあかと」もあれば「あきのバラ一人ひとりでさいてさびしそう」もありました。「そうび」はバラのことです。ちていた帽子ぼうしも「すみっこにぼうしがいっこはださむし」とまれました。

     みんなで「いいな」とおも投票とうひょうし、感想かんそういました。最後さいご石井先生いしいせんせいが「きょうの一句いっく」をえらびました。毎小まいしょう取材しゅざいにした「秋晴あきばれに毎日新聞まいにちしんぶんやってくる」でした。歓迎かんげい気持きもちをめた「あいさつ」です。このんだ吉崎開よしざきかいさん(4ねん)は「そとけば、がばんばんてくる」。小室文乃こむろふみのさん(どう)は、いい投票とうひょうしたり、感想かんそううのは「参考さんこうにしてあたらしいができるので、発表はっぴょうするのはたのしい」とはなしてくれました。

     「たくさんできましたね」と笑顔えがお石井先生いしいせんせいは「俳句はいくつくると、いろいろなことにづくようになります」。たしかに、見慣みなれた校庭こうていにもたくさんの「俳句はいくのたね」がありました。そして、よいつく方法ほうほうおしえてくれました。「『たのしい』『気持きもちいい』という感情かんじょう言葉ことばではなく、なにをしたのか、なにたのかがつたわるようにしてみましょう」。みなさんも挑戦ちょうせんしてみませんか。【望月麻紀もちづきまき

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