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日米両政府が進める米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画について、直接反対を訴えようと訪米している沖縄県の玉城(たまき)デニー知事。11日はニューヨーク大学で、米海兵隊員だった父とウチナーンチュ(沖縄の人)の母の間に生まれた自らの生い立ちを交え、講演した。玉城知事と同じルーツを持つ県民は「デニーさんだからこそ伝えられることがある。米国人の父を持つ玉城知事の言葉に米国の人は耳を傾けてほしい」と期待をかける。
戦後27年間にわたって米国統治が続き、1972年の本土復帰後も全国の米軍専用施設の7割が集中する沖縄では、米軍人と日本人女性の間に生まれた人も多い。玉城知事もその一人で、父の母国での「対話」に基地問題の解決の糸口を求め、知事就任約1カ月での訪米に踏み切った。
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