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SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『墓が語る江戸の真実』岡崎守恭・著

故人を読み解くことで個人の歴史を新たに知る

◆『墓が語る江戸の真実』岡崎守恭・著(新潮新書/税別740円)

 著名な故人の墓に参詣することを昨今では掃苔(そうたい)という。墓に参って故人の業績をしのび、明らかにし、また顕彰することは昭和初期から始まっていて、学術雑誌も発行されている。この本もお墓に詣でながら歴史に想いを馳(は)せるのだが、普通の掃苔とはちょっと違うような気がする。個人としての故人だけではなく、個人を包摂する家族・一門の盛衰をひろく読み解き、その名門家の多様な歴史の中に個人を位置づけていくのである。

 東大のすぐ近く、小石川伝通院(でんづういん)というと、家康の生母、お大(だい)の方(かた)の墓所と…

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