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国際小児がん学会

「治療法確立を」願い込め、加藤旭さんの曲演奏へ 16歳で早世

闘病しながら作曲に取り組んでいた加藤旭さん=神奈川県鎌倉市で2015年8月16日午後7時41分、宇多川はるか撮影

 音楽の才能に恵まれて4歳から作曲に取り組み、小児がん(脳腫瘍)のため2016年に16歳で世を去った少年の作品が、京都市で16日に始まる「国際小児がん学会」で演奏される。「自分の曲で治療法の確立を訴えたい」と願っていた少年の思いが、改めて世界に発信される。【宇多川はるか/統合デジタル取材センター】

「音楽で役に立ちたい」

 この少年は加藤旭(あさひ)さん。1999年、滋賀県彦根市に生まれ、神奈川県大井町で育つ。3歳でピアノ教室に通い始め、楽譜をまねて音符を画用紙に描いた。4歳になると美しい風景や遊びの感動をメロディーにして五線譜に記すようになり、6歳で作った曲が東京交響楽団などが主催する「こども定期演奏会」のテーマ曲に選ばれた。

 小学校高学年から中学受験の準備や部活動で忙しくなり、作曲から遠ざかった。脳腫瘍を発症したのは13歳…

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