メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

蔵書拝見

浜田靖一氏/上 「破軍の星」 「芯」守る男に感動

浜田靖一氏=宮本明登撮影

 本屋さんで自分の好きな作家の棚を見る。長編シリーズの新刊がなければ既刊から「もう持ってたっけ?」と思いながら買うけど、やはり持っていた--。本好きによくある話だが、僕にとって北方謙三さんがそういう作家だ。

 この本の主人公の北畠顕家(きたばたけあきいえ)は南北朝時代の若い公家で、武将の面もある。「民とともに積み上げる大義」を意識し、仕えていた後醍醐天皇に疑問を持つ。死を覚悟し、「(中央の力が及ばない)陸奥の大地までひた駆けよう」と呼びかけて敵陣に突っ込むラストは圧巻だ。

 ハードボイルドを読みあさっていたころに北方作品に出会った。その後、北方さんは歴史を題材にし始める。…

この記事は有料記事です。

残り854文字(全文1141文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋暴走 ハンドルほぼ操作せず 87歳男性パニックか
  2. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  3. 校長のセクハラ告発女子生徒、焼き殺される 「自殺に見せかけるよう」校長自身が指示 バングラデシュ
  4. 池袋暴走事故 亡くなった松永さん親族ぼうぜん「だまされているような」
  5. 池袋暴走現場に花束「人ごとと思えぬ」「いずれ免許返納する」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです