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雨のち晴れ

台湾での部品調達に苦心 リコー社長・山下良則さん

山下良則さん

海外評価、知る契機に

 複写機の部品を調達する資材部に所属していた1986年初夏。上司から突然、3カ月の台湾出張を命じられました。部品の調達先を海外に広げることになったからです。ただ台湾の部品メーカーからは相手にされず、社内では海外製部品への偏見に直面するなど、輸入にこぎ着けるまで苦労の連続でした。

 前年のプラザ合意で日本は円高不況に陥り、家電など輸出企業には大打撃。各社はコスト削減のため、当時急成長していた台湾や韓国などでの部品調達や工場建設を始めました。国内で部品を仕入れていたリコーも海外事業の強化に向けて台湾からの部品調達を決断し、その“先兵”として出張することに。ただ現地にツテはなく、言葉も分かりません。会社から具体的な指示やサポートがなく、まさにゼロからのスタートでした。

 現地社員の協力を得て、まず取りかかったのが部品メーカーへの電話です。約80社から面会の約束を取り付…

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